ECCベストワン本郷駅前校の「わかった」で終わらせない。科学的根拠に基づく「反復演習」

私、水野が標題の記事を書こうと考えたのは、次のようなことがきっかけです。
初めて勤務した名古屋市守山区の中学校では、まだ「知能検査」を実施していました。経験不測の私は、成績上位の中学生は、皆知能指数が高いと思い込んでいました。
しかし、知能指数と学習成績の相関図を見ると、成績上位の生徒のほとんどが、平均以下の知能指数でした…。
では、成績上位の生徒や成績が上がる生徒の特長はどんなことなのでしょうか?
実は、学習において「理解すること」と「問題が解ける」「得点できること」の間には大きな壁があります。その壁を乗り越える唯一の手段が「反復演習」です。
成績上位の生徒はほぼ全員、毎日の学習習慣が身に付いていて、毎日「反復演習」を続けていました。
なぜ反復がそれほどまでに重要なのか、脳科学の視点からその証左をご紹介します。
目 次
- エビングハウスの忘却曲線:記憶は「24時間以内」に消え始める
- 神経回路の強化:脳の「舗装工事」
- 「出力(アウトプット)」こそが最大の学習
1. エビングハウスの忘却曲線:記憶は「24時間以内」に消え始める 「反復演習」の必要性
心理学者ヘルマン・エビングハウスの研究によると、人間は学習した直後から忘却が始まり、24時間後には約70%の内容を忘れてしまうことが示されています。 しかし、適切なタイミングで「反復(復習)」を行うと、忘却のスピードは緩やかになり、記憶は「短期記憶」から「長期記憶」へと定着します。
- 証左: 1回きりの学習よりも、数回に分けて反復した方が、脳の「海馬」が情報を重要だと判断し、忘れにくい記憶として保管します。
1日長時間続けて学習するよりも、短時間でも毎日学習することの方が効果があるのです。

2. 神経回路の強化:脳の「舗装工事」
脳科学において、学習は神経細胞(ニューロン)同士の結合を作ることです。初めて習う内容は、いわば草木が生い茂る「獣道」のような状態です。一度通っただけでは、すぐに道は塞がってしまいます。 何度も同じ問題を解く(反復する)ことで、その道は太く、強固に「舗装」され、無意識でも正解に辿り着ける「自動化」の状態になります。
- 証左: 反復によって神経細胞を覆う「ミエリン」という物質が厚くなり、情報の伝達速度が劇的に向上することが証明されています。これが、テストで「迷わず解ける」状態の正体です。https://keiei-shinri.or.jp/word/%E3%82%A8%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A/?slid=38cde16807404deb9071e570f1b9b6f2-1831
3. 「出力(アウトプット)」こそが最大の学習 効果的な「反復演習」
最新の学習科学では、教科書を読み直す(インプット)よりも、問題を解いて思い出す(アウトプット)を繰り返す方が、記憶の定着率が遥かに高いことが判明しています。これを「テスト効果」と呼びます。 反復演習は、この「思い出す作業」を強制的に作り出し、脳を最も活性化させる学習法なのです。
元校長としての視点:努力を「結果」に変えるために
多くの子どもたちを見てきて確信しているのは、「学力の差は、能力の差ではなく、反復の差である」ということです。 どれだけ意欲があっても、一度の学習で完璧にできる子はいません。何度も繰り返し、自分の手で解き直す過程で初めて、知識は「自分の武器」になります。
ECCベストワン本郷駅前校では、この科学的根拠に基づき、お子様が「できる」まで徹底して反復演習をサポートいたします。 「また同じ問題?」ではなく、「これで一生忘れない力がつくんだ」という前向きな姿勢を、私たちと一緒に育んでいきましょう。
効率的な学習時間・休憩の取り方については、「ポモドーロ・テクニック」をお読みください。https://www.eccbestone-hongo.com/official/wp-admin/post.php?post=2564&action=edit
